おてんば姫、ファニーの冒険
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No.175
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「それにつきましてはすでにメンバーの選定案を用意してございます。それに」 部屋の端のほうに控えていた一人が選定案を書いた紙をマモンたちに配った。そして配り終えると口を挟んだ。 「若輩ながら、私も参加させていただきます。」 マモンたちにそう言ったのは、今全員に紙を配った邪神官の法服を纏った魔族の女性だった。 「これなるは私の副官を勤めております我が妹、リールにございます。彼女も参加いたします。そして、私も撤退支援の為出撃する所存。そして作戦ですが・・・・」 ファニーたちは獣人の案内を受け、村へと向かっていた。 年嵩の獣人は犬のような耳をぴんと立たせた精悍な男であり、かなり鍛錬していると見て取れた。 周りの獣人は20代だろう。村の若者たちが武装して見回りを行っていると言う風情である。 いったん緊張が解けてみると彼らは友好的だった。そのせいで皆の口が軽くなる。 「さて、獣人の女の子に会うのは初めてだな。どんな娘と会えるやら。」 ライズが気楽な言葉を口走る。
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