おてんば姫、ファニーの冒険
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No.174
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やや渋い顔でザラディエが返事した。 「タフトを牽制する人質。丁重に軟禁しております。有能な邪神官の女性を2名宛がっておりますゆえ、彼もこの地にていずれ子を生すかと。」 「ククク。あの男があれほどの魔道師とは思わなかった。奴に払わされた犠牲、奴の子供を働かせてせいぜい取り立てるとしよう。ステファンの天賦の才といい奴の霊威がかった力といい、強力な子を作れそうだからな。」 ステファン公子を捕縛するときには精鋭部隊を送って一挙に拉致しようと狙ったものの、ステファンの魔法と護衛部隊の身を捨てた奮戦によりメメール駐屯軍も大きな犠牲を出していた。そのことを思い出してこの場の全員が渋い顔になった。 ちなみに捕らえた要人や才人に子を生させて人質にしたり教育を施して手駒にするというのはグリンデやその幹部が好んで使う手でもあった。 しばらくしてゴンゾが口を挟む。 「でもよ兄貴、その作戦に使う雌はどうするよ。生半なのじゃ見向きもされないか単に倒されるぜ。」
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