剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1732
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
ホッとすると同時に湧いて来たのはライラへの怒りであった。 「…なぜだ!?なぜだ!?なぜだ!?なぜだぁ!!?あなたの目的は僕と戦う事なんじゃないのか!!?なぜ関係ない人間を巻き込むんだ!!?それとも本当に単に殺しを楽しんでいるだけのイカレた殺人狂なのか!!?」 …高ぶった感情が思わず声となって出ていた。 人々が何事かと目を見開いてセイルを見た。 周囲の視線に気付いた彼はハッと我に返っる。 セイルは深呼吸して気を鎮めた。 (取り乱しちゃいけない…落ち着くんだ…落ち着いてどうすべきかを考えろ…) …冷静さを取り戻したセイルは衛士の姿を探した。 そして見つけた二人組の警邏の衛士に声を掛ける。 「すいません、ちょっとお伺いしたい事が…!」 「む、何だ?」 「実は今夜起きた事件の事についてお聞きしたいのです」 「それは出来ん。現在我々衛士隊が捜査中だ。騎士でも衛士隊以外の者には教えられんな」 仕方無いな…とセイルは思った。 「…聞け!私はイルシャ・サーラ殿下直属の騎士クルアーン・セイルである!殿下の命を受けて衛士隊とは別に事件の捜査を行っている!殿下も今宵の事件には酷く心を傷めておいでなのだ!」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説