剣の主
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No.1728
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(…あの人は僕を追って来たんだ…) セイルは思い至った。 そう、彼がライラとの決闘をすっぽかして逃げたから、彼女はセイルの後を追ってイルシャ=マディーナまで来たのだ。 そして人を殺した。 (…僕のせいだ!僕があの時ちゃんと戦っていれば、あの娘は死なずに済んだんだ…!) しかし、なぜ…? 単に殺人衝動に駆られての犯行だろうか…。 それとも…。 「まさか…!?」 セイルは嫌な予感がした。 その時、一人の男が叫びながら走ってきた。 「大変だ大変だぁ〜!!また殺しだぜ!!今度は若い男女だ!!」 「えぇっ!!?」 「何だってぇ!!?」 「本当なの!!?」 「今夜だけで二件かよ!?」 人々も驚く。 「くっ…!!」 セイルは予想が半ば確信に変わった。 ライラの目的はセイルを自分と戦わざるを得ない状況に持っていく事なのだ。 この犯行はメッセージ…すなわち“私を止めなければ人を殺し続ける”と…。 男は言う。 「いやあ現場を見て来たがホント酷えもんさ!人気の無い裏通りでよ、仲睦まじくヨロシクやってた男と女が、そのまんま一刀の元に首をバサリだ!二人の体は血の海の中で繋がったまんまだったぜ!」
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