剣の主
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No.1720
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そして二人はセイルを見た。 「……」 セイルは茫然として立ち尽くしている。 (大丈夫かしら、この子?) (色々あって大分メンタル強くなったと思っていたが…さすがにショックだったか…) 少し心配げな視線を向ける二人に、ようやくセイルは額に手を当てながら口を開いた。 「…ちょっと待ってくれよ…アルトリア、サーラさん…君達の話が本当なら…僕は…僕は、その…アザトゥスとかいう邪神と戦わなきゃいけない訳?…しかも世界の命運を掛けて…」 「そうなるでしょうね…」 「…重すぎる…」 「でもセイル君にしか出来ない事なんだから仕方ないじゃない。私は羨ましいけどなぁ…出来るなら代わりたいぐらいよ」 「はあぁ〜…」 セイルは深い溜め息を吐く。 サーラはパン!と手を叩いて言った。 「さて…楽しい時間はお終い。…そろそろ戻りましょうか…王宮に…」 「…ごめん…二人、先に帰っててくれよ…ちょっと一人になりたいんだ…」 「セイル様…」 「頼む…日常に戻る前に気持ちを整理したいんだ…じゃ、頼んだよ…」 言うなりセイルは行ってしまった…。 「う〜む、心配だ…サーラ殿、私はセイル様を追う事にします」
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