剣の主
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No.1718
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…その後の舞台の展開はお馴染みのパターン…と思いきや、これまた微妙に異なっていた。 敵である所のカリフの治めるジャーヒリーヤ王国の中枢が、その邪神アザトゥスを信奉する“アザトゥス教団”なる怪しげな教団によって牛耳られており、王国は事実上その教団の支配下であった。 (…だから何なんだよ!?アザトゥスって…!!) 心の中で叫ぶセイルの疑問を余所に物語は進んでいく…。 …で、アザトゥスに関しても舞台の中で少し触れてくれたのだが、これが復活したら世界が滅ぶという実にとんでもない邪神らしく、時たま復活するらしい。 それで何故この世界が未だ健在なのかというと、その都度、その時代々々の聖剣の勇者がアザトゥスを倒して封印したからだそうな…。 (…とんでもない役目を与えられてしまった――――!!!!) 頭を抱えるセイルを横目で見ながらアルトリアは思う。 (説明する手間が省けた…良いな、この劇) ちなみにサーラは始終ずーっと演劇に夢中で、セイルやアルトリアの心中など案ずる暇も無かった。 彼女はルーナ女王の大ファン…己のイメージをルーナとダブらせたのも単に政治的な理由からだけではなかった。
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