剣の主
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No.1716
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その噂を聞いて多くの人々が神殿を訪れるが、剣を抜く事が出来た者は一人もいない。 そこに現れたのがイルシャ・ルーナだ。 彼女は山のような大男でも抜けなかったその剣を、いとも容易く抜いてしまう…すなわち、剣に“選ばれた”のだ。 出現した剣の精霊(アルトリア)に『あなたこそ王となる人です』と告げられ、人々から持て囃されるルーナ…。 だが、それは同時に現在の統治者であるカリフ政権から目を付けられる事にもなる。 ルーナはカリフの刺客に命を狙われながらも、精霊の導きに従って同士を集い、ついには国に対して反旗を翻す。 そして彼女と仲間達は激しい戦いの末、カリフ政権を打ち倒し、めでたくイルシャ王国を建国しました。 …と、これが一般的に知られる“イルシャ・ルーナ女王の物語”である。 イルシャ人なら子供でも知っているストーリー。 だが話の先が判っていても、結末が判っていても、人々はルーナ女王の物語に心躍らせ、興奮し、そして感動するのだ。 …ところが、この日演じられた劇は、少し違っていたのである…。 ルーナ女王に扮した役者が登場すると観客達から歓声が上がった。
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