剣の主
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No.1714
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セイルも微笑みながら応える。 「良いんだよ、僕も楽しかった!」 「…ま、たまには息抜きも必要ですからね。お祭の日くらいは…」 そんな事を話しながら三人は連れ立って賑わう通りを歩いた。 その通りだ…今日この日ぐらい、戦争の事も政治の事も忘れて楽しもうじゃないか。 いつしか日も傾き、西の空が茜色に染まり、反対に東の空には星が輝き初めていた…。 すると、人々の何人かが慌ただしげに王宮の方へと急ぐのが目に留まった。 「おい!王宮前広場で無料の野外劇やるってよ」 「ほう、演題は何だい?」 「詳しくは解らないけど、イルシャ・ルーナ様の話だってさ!」 「本当!?見たい見たい!」 「もうすぐ始まるわ!行きましょう」 イルシャ王国では文学や演劇の題材として、昔の王や英雄達の伝承が良く取り扱われるが、その中でも初代国王イルシャ・ルーナ女王は断トツで人気があった。 「…ルーナ様の話とな…?」 前の主の名前が出たアルトリアが反応を示す。 サーラは二人の手を取って言った。 「行きましょう!」
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