剣の主
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No.1710
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「そ…それよりサーラさん、どうして街娘の格好なんてしてるの?」 セイルはすかさず話題を逸らした。 もっとも当のサーラはアルトリアの皮肉など少しも堪えていないようで…。 「そうだったわ!二人を誘いに来たの。今日は街中お祭り騒ぎよ。お忍びで見に行きましょう」 「良いね!行こう。アルトリアも一緒に…ね?」 「セイル様の行く所なら何処へでも…」 …という訳で三人は連れ立って王都の街へと繰り出した。 メインストリートは人、人、人でごった返していた。 皆、誰も浮かれた表情だ。 「うわぁ〜!ものすごい黒山の人だかりだねぇ!」 セイルは半ば感動すら覚える。 王都がこんなに賑わいを見せたのは、もう随分と久し振りのように感じられた。 サーラは言った。 「包囲が解かれたから、王国各地から人々が集まって来たのよ」 「それだけではないでしょう」 アルトリアは言う。 「皆、サーラ殿を慕って集まって来られたのですよ。聖剣の勇者だと信じてね…」 「あら、それも皮肉かしら?」 「さぁ、そうかも…そうでないかも…」 そんな二人に露店の店主が声を掛けた。
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