おてんば姫、ファニーの冒険
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No.171
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メメール山系某所、魔物たちの城のひとつ。 彼らはここに駐屯することになったとき、いくつもの古代の城砦を発見した。すでに多くの魔物が工事に動員され、古代城砦のいくつかは彼らの技術を盛り込んで修復・改装されて現役バリバリの頑健な拠点となっていた。 ここはもともと主君の間だった場所。現在は魔族様式にてきちんと整えられ、駐屯軍司令部になっていた。 今ここにはマモン、ゴンゾ、邪神官ザラディエら数名がいた。 「残念ながら、今のところ彼は心動かぬようです。」 先ほど「ソレ」の前に姿を見せていた。ダークエルフがいた。マモンの前で片膝をつき、報告した。 そこにゴンゾが言う。 「兄貴、なんなら俺が奴と勝負してこようか?一度敗れれば言うことを聞くんじゃねえか?」 すぐにマモンが返した。強く目線を向けて言う。 「気持ちはわかるがやめておけ。仲間にせよとの命令が出ている。そんな相手に勝負を挑んだと本国に知れてみろ。勝とうが負けようがお前の立場が危うくなるぞ。」 それに、お前でも勝てるかどうかは疑わしい。志願したゴンゾに対し、マモンはその言葉はあえて出さなかった。言うと余計闘志を燃やして抜け駆けを図りかねないところがゴンゾにはあった。
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