剣の主
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No.1705
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「あぁ…っ!!!?」 ジェムは思わず声を上げた。 皆は驚いてジェムの方を見る。 「ジェ…ジェム!一体何なの!?急に大声を張り上げたりして…!」 ジャミーラが声を荒げつつ尋ねるが、当のジェムは男爵を見てガクガクと小刻みに震えている。 「あ…ああ…あああ…っ!!」 「な…何です…?」 男爵も訳が解らずキョトンとしている。 次の瞬間、ジェムは叫んだ。 「ア…ア…アルシャッドおぉぉっ!!!!」 「「「…っ!!!?」」」 …そう、ジェムには男爵の顔がアルシャッドに見えていたのだ。 ジェムの目に映るアルシャッドは、まるでジェムを蔑むような、見下すような表情で彼を見据えて言うのだった…。 『…ジェム…哀れな男よ…』 「う…うるさあぁぁいっ!!!!黙れえぇぇっ!!!!」 ジェムは唾を飛ばして絶叫すると、腰から下げていた三日月刀を抜き放った。 「ジェム様!!?」 「な、何をなさいます!!?」 シャリーヤや周りの臣下達が慌てて止めようとしたが遅かった。 ジェムは男爵に駆け寄ると、何の躊躇いも無く彼を斬り捨てたのだった。
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