死後の人生
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「待てコノヤローっ! いででっ!!」 肝心の翔に霊気を取り込ませていない直哉は後を追った。 けれども屋上の扉に触れた瞬間、静電気というには大きすぎる痛みが掌を襲った。 「どうなってんだ……いてっ!」 そっと触れても同じこと。指先に熱い痺れが走り、反射的に手を引いてしまう。 「じゃからそちは地縛霊と言うたじゃろ」 アリスが呆れたようにかぶりを振っている。 「屋上からは出れぬ。飛び降りたのなら飛び降りを繰り返す程度の暇潰しはできたじゃろうが。まあそれならば顔はグチャグチャ、手足はあらぬ方向に折れ曲がっていたじゃろうがな」 途端、血の気が引いたわけではないが直哉の顔は青くなる。飛び降り寸前にチキン魂を発揮した自分を内心で褒めまくっていた。
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