剣の主
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No.1696
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敗者に対するこの寛大な処置に民衆は賞賛の声を送り“サーラが次の女王に即位すべき”という気運は嫌が上にも高まった。 事はサーラの狙い通りに運んだという訳だ。 一時はシャフリヤール(の嘘)によって追い詰められた彼女だったが、それで一世一代の賭けに出た結果、見事な勝利を収めたのだ。 もちろん貴族達は嫌がった。 彼女に王になられて、あの“改革”の数々を実行されたら、自分達は特権身分ではいられなくなる。 だが“大衆の支持”という強力な後ろ盾を得たサーラは俄然、強気だった。 やがて彼女は正式に宣言を行った。 「年が明けたら、私は女王に即位します!!」 「「「「ワアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ――――――――ッ!!!!」」」」 もちろん民衆は大歓迎。 これに対して貴族達は姉のアーシアを対抗馬として擁立しようと画策したが、肝心のアーシアが首を横に振った。 「…聖剣の勇者なのだぞ!?もしも妹(サーラ)を差し置いて王位に就く者があったとすれば、たちまち神々の天罰が下るだろう!!二度と馬鹿な事を申すな!!」 「「「は…ははあぁ〜っ!!!」」」
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