剣の主
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No.1692
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一方、アーシアはサーラの前に片膝を付き、あたかも臣下が君主に対して礼を取るかの如く深々と頭を下げて言った。 「サーラ…いや、イルシャ・サーラ様。このイルシャ・アーシア、第二代目の聖剣の勇者様にお目通りいたします…」 それを見たシャフリヤールは驚いてアーシアに怒鳴りつける。 「ア…アーシア!!?何をやっておるか!?こんなヤツに頭を下げる事など無いぞよ!!」 「兄上…我らの負けでございます。何らかの絡繰りや仕掛けで、こんな事が出来るものではございません…もう本当にサーラが聖剣の勇者と考えるしか説明が付きません…」 「ふ…ふ…ふざけるなああぁぁぁっ!!!!余は…余は認めぬぞよぉ!!!サーラよ!!どんな手を使ったかは知らぬが、大きな顔をしておれるのも今の内ぞよ!!!余の後ろにはイシュマエル家が付いておる事を忘れるなあぁ!!!!」 顔を真っ赤にして唾を飛ばしながら怒鳴り散らすシャフリヤール。 だがサーラは平然たるもの。 「…あぁ、実はその件に関して、イシュマエル家のアクバル殿に問い合わせてみたのですがね…」 「……えっ!!?む…向こうに訊いたの…!?」
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