剣の主
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No.1687
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「おい、どういう事だ?」 「サーラ様は聖剣の勇者じゃないの?」 「嘘を吐いてたってのか?」 「俺たち騙されてたんだ!」 「そんな事ないよ!サーラ様は嘘なんてつかない!」 「そうよそうよ!」 「サーラ様!お願いですから何とか言ってください!サーラ様ぁ!!」 その様子を見てシャフリヤールは思った。 (フッ…サーラ、終わったのう…) 次期国王たる自分を差し置いて王位への野心など抱いたがために、大衆の面前で痴態を演じるハメになり、今までコツコツと積み上げて来た民衆からの信頼も今や完全に失った…王位継承順位も母親の身分も低い女の分際で不相応な夢など見るからこうなるのだ…。 彼は今にも腹を抱えて笑い転げたい気分を必死に押し殺しながらサーラに歩み寄る。 「サーラよ、残念だったのう〜。自分のイメージを建国の英雄ルーナ女王とダブらせて大衆受けを狙うたか?まあ確かに聖剣の勇者という発想は良かったがのう、いかんせん詰めが甘…」 「…フッ…」 その時、サーラが笑った。 「…おいおい、いかがした?よもやショックで気でも違えたか?」
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