剣の主
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No.1670
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「何者だ!?」 見ると、骸骨のように痩せ細った男が不気味な笑みを浮かべていた。 衣服はボロボロ、髪と髭はボウボウに伸ばし放題だ。 「ククク…私でございますよぉ…かつてジェム様やあなた様の足元に跪いておった臣下の一人…」 「えぇっ!?だ…誰!?」 レムは本当に解らなかった。 男は名乗った。 「私は…クルアーン・オルハン…かつてオム様の下で、食料の管理と売却をやっておった者でございます」 「お…おおおぉぉぉっ!!!クルアーン・オルハン!!覚えているぞ!!ジェム様に暴言を吐いて投獄されはしたが、息子(セイル)がジェム様のお気に入りだったがために生き長らえたのだったな!!」 「その通りでございます」 「まさかまだ生きていたとは…お前の息子のセイルは出奔してサーラ王女の元へ向かったぞ」 「獄卒達が話していたのを聞きました。その時に私の命もこれまでと思いましたが、どうもジェム閣下は私の存在自体をお忘れのようで…。それにしても私が投獄されてからも世の中は変わり続けておるようでございますなぁ…。まさかヤヴズ一族のあなた様がこのような所へ入れられるとは…」 「いや、別にクーデターとかではないぞ!?」
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