剣の主
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No.1669
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「こちらでございます…」 「う…うむ…」 一方、レムは王宮の地下にある牢獄へと連れて来られていた。 彼を連行して来た白衛兵の隊長が言う。 「まさかあなた様のようなお方までもがこのような事になるとは…誠に残念です」 扉が閉まり、鍵が掛けられた。 レムは鉄格子に張り付いて兵達に訴えた。 「君達は先のやり取りをどう思ったのだ!?」 「我らは……それに関してあれこれ言える立場にはありません」 隊長は自らの首に着けられた首輪を指して言った。 「そ…そうだったな…あぁ…ジェム様をお救いしたい一心であの女術師をお引き合わせしたものの…ひょっとして私はとんでもない怪物を宮廷内に引き込んでしまったのかも知れん…」 「ジェム様のお怒りが解け、あなた様が再び釈放される日が来る事を願っております…」 そう言って兵達は立ち去って行った…。 「はぁ…それにしてもエラい事になったなぁ…」 一人になったレムは溜め息をつく。 その時、彼の真向かいの牢の中から笑い声がした。 「クックックックックッ…その声…よもやヤヴズ・レム殿ではございませんかぁ…?」
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