剣の主
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No.1663
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ジェムを完全に飲み込んだ黒いモノ…アザトホース(の一部)は、先程の疱瘡の男の時と同じようにグネグネと動き始めた。 「あぁぁ…っ!!!!お…おい!貴様ぁ!!止めろぉ!!!今すぐにっ!!!!」 レムの腕を振り解いたシャリーヤは剣を抜いてマラクンに詰め寄る。 「…だから…先ほど心配いらぬと申しただろう…そもそも、一度始まってしまったものは誰にも止められぬ…」 「あ…あれを見て心配するなと…っ!!?」 シャリーヤはマラクンに掴みかかり、アザトホースを剣で指し示して怒鳴りつけた。 「…くっ…い…今アザトホース様のお力によって、あの者(ジェム)の肉体は完全に分解・吸収されている…そして、いずれ間も無く、再構築が始まる…」 彼女の言った通り、アザトホースの動きは次第に収まり、やがて大まかな人の形を取り始めた。 そして… ズルルウゥ〜…ベッ!……ドサッ!! 「うぐぅ…っ!!?」 アザトホースの中からジェムが吐き出されてベッドの上に転がった。 「ジェム様…!!!」 シャリーヤはジェムに駆け寄る。
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