剣の主
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No.1661
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「そ…そうなのか!!?」 レムは驚く。 先ほど見たあの疱瘡の男も…本当は最初の男と全く同じに見える肉体を持った別人…? だが待てよ…と彼は思う。 男の母親である老女は男を息子と認識し、男も老女を“母さん”と呼んでいた。 どうやら記憶や人格もちゃんと受け継いでいるようだ…それはつまり… 「ど…どうなるのだ!?」 レムは解らなくなった。 マラクンは言う。 「…それも心配いらぬ…なぜなら、肉体は違えど魂は同一だからだ…」 「…なら…良いかな…」 「…し…しかし…」 レムは一応納得したが、シャリーヤは今ひとつ腑に落ちない所があった。 レムは言う。 「シャリーヤ殿、こんな時になんだが、こんな冗談を知っているか…骨董屋のオヤジが古ぼけた剣を見せて『これはかつて国祖イルシャ・ルーナ様が使っておられた伝説の聖剣だよ』ところが確かに古い剣ではあるが、とても500年も昔の物とは思えない。するとオヤジ曰わく『刃の部分を五回、柄の部分を三回交換したからね!』」 「…いえ全く笑えません。そして一体何が言いたいんですか?」
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