剣の主
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No.166
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『両者そこまで!!赤チーム、青チーム、同時失格!!』 彼らの頭上を舞う魔鳥が告げた。双方のチームから驚愕と落胆の声が漏れる。 「えぇ!!?」 「ど…同時!?」 「そんな事ってあるのかよ…」 つまりセイルが青の旗を手にしたのと、シャリーヤが赤の旗を手にしたのが完全に同時だったという事だ。これで双方失格となる。 『よって優勝はアル・ディーン率いる白チーム!!』 「「「「ええぇぇぇ〜〜〜〜っ!!!?」」」」 あまりにも予想外の幕切れに一同は声を合わせて叫んだ。 こうして、卒業試験は最初から最後まで不動を貫いた(何もしなかった)白チームの優勝という、まさかの展開で幕を下ろしたのであった…。 そして後日、騎士学校の卒業式に当たる“騎士号授与式”が厳かに執り行われた。 生徒達は騎士の称号と共に、その証であるイルシャ王家の紋章が入った剣を与えられ、同時に卒業後の任地を言い渡された。 こうしてセイル達の学生生活は終わったのである。
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