剣の主
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No.1652
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「マラクン様!ありがとうございます!ありがとうございます!!」 老女は泣きながら術師に何度も何度も頭を下げた。 術師は言う。 「我ではない…全ては我らが神の御業(みわざ)…我らが神のご意志なり…!」 「「「…ワアアアァァァー―――ッ!!!!」」」 人々の間からまた歓声が上がる。 「マラクン様ぁ!」「救世主様ぁ!!」 「神よぉ!!」「神様ぁー!!!」 「神は偉大なり!」 「「神は偉大なり!!」」 「「「神は偉大なりッ!!!」」」 「「「「神は偉大なりッ!!!!」」」」 群集は口々に神を称える言葉を叫び、それは次第に一つになっていった。 「よ…よし、行こう…!」 「は…はい!」 その熱狂の中、レムと白衛兵達は群集を掻き分けて術師の方へと近付いて行った。 それに気付いた人々が殺気立つ。 「な…何だぁコイツら!?」 「役人かぁ!?」 「いや、白衛兵だ!!ヤヴズ・ジェムの私兵だ!!」 「まさか!マラクン様を捕らえに来たんじゃあ…!?」 「そうはさせるか!!神の御前で騎士が何だ!!」 「そうだぁ!!!叩き殺しちまえぇ!!!」
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