剣の主
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No.1648
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レムはさっそく護衛の白衛兵を数名だけ連れて、その術師に会いに貧民窟へと向かった。 「く…臭い所だなぁ…」 「ですから申し上げたでしょう…あ!あそこです」 「おぉ…っ!!」 兵士が指差す先を見たレムは驚き目を見開いた。 そこはちょっとした広場のようになっていて、多くの人々で溢れかえっていた。 大して広くもない広場に数千…いや、ヘタをすると一万以上の人々がひしめいているのではないだろうか。 その中央には奇妙な形(なり)をした集団がいた。 彼ら(女性らしい人物もいる)は百人にも満たないだろうが、その全員が頭から足元までを覆う真っ白なローブを身にまとっていた。 ローブの下も同じく真っ白な飾り気の無いシンプルな服装で、ただ一つ…首から下げた銀色に光り輝く首飾りだけが妙に際立っている。 人々は口々に白装束集団(仮)に向かって訴えかけていた。 「マラクン(神の使い)よ!!」 「マラクン!どうかお救いを!」 「マラクン様ぁ!!」 レムは呟く。 「…マラクン(神の使い)か…もはや崇拝の対象ではないか…」 「それだけその術師が凄いという事でしょう…」
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