剣の主
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No.1647
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それから一週間… レムの祈りが天に通じたのか、彼の元に一つの朗報が舞い込んで来た。 「なに!?それは本当なのか!?」 執務室で白衛兵の隊長からの報告を聞いたレムは思わず椅子から立ち上がって訊き返した。 「はい!どのようなケガも病も“奇跡の術”と呼ばれる方法で癒やしてしまう術師なのでございます!医者が匙を投げるような重症者も何人も救っているとの事…!」 「その者が今、この都に来ていると言うのだな!?」 「はい!その術師は常に国中を放浪し、病める人々を救っているとの事で、普通ならばなかなか掴まえられない所を今回は全く良いタイミングで…!」 「きっと神々の思し召しだ…」 レムは天に向かって手を合わせた。 隊長は言う。 「ではさっそく連れて参ります!」 「まて!私も行こう!術師は都のどこに…?」 「それが、その…平民区の…しかも貧民窟でして…レム様のようなお方が行かれるような所では…」 「何処だろうと構わん!ジェム様をお救いするためだ!」
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