剣の主
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No.1644
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「私を信用していただけぬというのならば結構、帰らせていただきます。さいなら」 踵を返して立ち去ろうとするハジャ。 「な…なにぃ…っ!!!?」 ジェムは焦った。 信用は出来ないが自分の苦痛を取り除ける(恐らくイルシャで唯一の)医師…去られたらそれはそれで困るのだ。 まったく面倒臭い男である。 だが、ここで彼は、ふと、ある考えに思い至った。 「…そうだ!!!!その男はサーラの手の者だ!!!!」 「「「…はあっ!!!?」」」 この突然の思考の飛躍には、当のハジャはおろか、その場にいた全員がたまげた。 「思い出したのだ!!!!確か昔、サーラの臣下に似たような顔の男がいたような気がする!!!!いや絶対そうだ!!!!間違い無い!!!!」 ジェムは叫ぶ。 「貴っ様ぁ!!!!医者のフリをしてこの僕を暗殺する気だったな!!!?上手く化けたつもりだろうが残念だったなぁ!!!!この僕の目はごまかせないぞぉ!!!?ヒヒッ…ヒヒヒッ…ヒヒヒヒヒヒ…ッ!!!!…おい、シャリーヤあぁっ!!!!コイツを殺せえぇっ!!!!」 「え…っ!!?」 いつもなら忠実にジェムの命令を実行するシャリーヤだが、今回ばかりは躊躇った。
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