剣の主
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No.1642
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ハジャはジェムに挨拶した。 「お初にお目にかかります、ヤヴズ・ジェム大執政閣下。私、ナスレッディン・ハジャと申します」 「あぁ…話は聞いているぞ…早く何とかしろ…」 弱々しく言うジェム。 ちなみに今は鎮痛剤が作用していて頭痛もそれ程ではない。 「ではさっそく診てみましょう」 ハジャはジェムの頭部に手をかざして内部の様子を調べ始めた。 腫瘍は確かにそこに存在していた。 彼は思う。 (うっ…これは酷いな…まさかこれ程の物とは…一体どれだけの精神的重圧に晒され続ければこんなに大きな腫瘍が出来るんだ…) そしてハジャは言った。 「…解りました。すぐに手術が必要です」 「手術…!!?」 ジェムの顔色がサッと変わる。 「あ…頭だぞ!?一体どうやって手術するというのだ!?」 ジェムの問いにハジャは信じられない事を言った。 「頭蓋に穴を開け、そこから腫瘍を掻き出すのです」 「!!!?…ず…頭蓋に…穴を…っ!!!?」 ジェムは仰天した。 「はい。非常に難しい手術ですが、私は過去に10回やって8回成功させております」
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