剣の主
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No.1639
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「…何ですって…」 シャリーヤの顔色が変わった。 これまでジェムのために色々と発明して来たアリー…彼を失う事はジェム政権にとって大きな損失であった。 アリーは続ける。 「解っただろ!?僕を…僕のこの頭脳を失わないためにはジェムが取るべき選択肢は一つしか無いんだよ!解ったら僕を見逃せ!そしてジェムにこう伝えてくれよ!“殺れるもんなら殺ってみろ!”ってな!」 「解りませんね…」 シャリーヤは眉をひそめて言った。 「…あなたの行動は“ジェム様があなたを必要としている”という前提に基づいていますが、もしジェム様があなたなど“必要無い”と判断なさったら全てお終いではありませんか…危険すぎる賭けですね…」 「そりゃあ…僕だって命懸けなんだよ!それでも会いたいんだよ!!彼女に!それが愛するって事じゃないのかよ!?」 「格好良く啖呵を切ったつもりかも知れませんが、あなたのその衝動的な行動によって、彼女の命をも危険に晒しているという点から考慮すると、あなたは非常に情動的で独善的な最悪の男ですよ」 「最悪上等だコノヤロウ!!何とでも言えよ!殺すなら殺せ!それでも…それでも僕は行くからなぁ!!?」
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