剣の主
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No.1631
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その後、ジェムは寝室へ運ばれ医者が呼ばれた。 少しして… キィ… 「皆様…」 「…おぉ、シャリーヤ殿!」 「どうなのだ!?ジェム様のご容体は…!」 ジェムの寝室から出て来たシャリーヤに、次の間で控えていた側近達が詰め寄る。 「…とりあえず御典医の処方した鎮痛剤を飲んで、今はお休みになっておられます」 「…で、頭痛の原因は一体何なのだ?」 「それが、御典医の話によると…脳内に腫瘍のような物がある…との事です。それが脳を圧迫して激痛を発生させていたと…」 ウマルを診た魔法医ナスレッディン・ハジャがそうであったように、この世界の魔法医は患部に手をかざすだけで体内の様子が解る。 皆は驚いた。 「何と…!」 「どうしてそのような物が…!?」 シャリーヤは難しい顔をして答えた。 「原因は“長期間に渡る連続した過度の精神的負担”だそうです…元から何の影響も無いくらい小さな物が存在していたのか、それとも新たに発生したのかは不明ですが、とにかくここ数ヶ月ほどで急成長したと…」 「そ…それは取り除く事は出来ないのか…?」
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