剣の主
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No.1625
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そう言うとサーラを屈服させたシャフリヤールは上機嫌で部屋を後にした…。 「「「……」」」 後に残ったのは、漂う絶望感と気まずい沈黙…。 「…こんな…形で…」 やがて口を開いたのはサーラだった。 「…こんな形で…私の夢は潰えてしまうの?…私の夢…イルシャ王国を西大陸諸国にも負けない近代国家に生まれ変わらせるという私の夢が…」 「…サーラ!」 「サーラ様…!」 ユーナックとイーシャがサーラに寄り添う。 「あぁ…あなた達…聞いたでしょう?もう私に付いていても良い目は無いわ…シャフリヤール兄様に乗り換えたければ、そうなさい…私は引き留めないわ…」 「何言ってるの!私はサーラの騎士だよ!良い目が見れるとか見れないとか、そういう問題じゃないよ!」 「も…もちろん私もサーラ様に付いて参ります!」 「…あなた達…」 改めて絆を確認し合った主従…ふとサーラの目から熱い物が頬を伝い落ちる。 「…二人とも、ありがとう…そうよね…こんな事ぐらいで諦めたりしちゃ駄目よね…!」 「そうだよ!」 「あ…でもぉ…」 イーシャが言った。
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