おてんば姫、ファニーの冒険
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No.162
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山道は険しく、さらに魔物に警戒して慎重に進んだ為、道程は困難なものになった。 獣人の村という中間地点があるおかげで荷物が幾分軽いのが、せめてもの救いだった。 「ひゃっ!」 「っと、セーフ」 足下への注意を怠ったファニーが転びそうになり、すんでの所でライズが受け止めた。 「姫さん、疲れたか?」 「そ、そんな事ない」 「そっか、疲れたら言ってくれよ。先は長いし」 「う、うん」 先程からこんなやり取りが何度もあった。 流石のライズも山歩きでは慎重になり、少しもふざけたりしない。ファニーとしては悔しい事だが、真面目な彼は少し格好良いと思った。
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