剣の主
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No.1618
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「…セイル、よ〜く考えてみろ。サーラは…あれは、ダメだ。ダメなのだ、あれは…」 「あ…姉上こそ!そんな事を言って、本当の所はご自分が女王になりたいというのが本心なのではありませんか!?」 「…はあ?妾は女王になんぞなりたいとは思っておらんぞ。面倒臭いではないか」 「…あ、そうですか…」 「妾は正直、戦場に立って剣さえ振るえれば誰が王でも良いのだ。…ここはやはり第二王子であるシャフリヤール兄上に王位に就いてもらうのが無難であろう。あれは自分の事しか考えられぬボンクラだが、玉座に据えて置くにはあれぐらいの阿呆がちょうど良い」 「はあ…」 なんと、アーシアは(あまり積極的ではないようだが)確かにシャフリヤールを支持していたのだった。 してみると、両者が裏で繋がっているのでは…というサーラの憶測も、あながち勝手な思い込みだけでもなかったという事か…。 「セイルよ、今一度よ〜く考えてみよ。この国にとって誰が王になるのが最も望ましいかをな…。まぁ、あまり答えを急かすのも良くないな。考える時間も必要であろう。今すぐ答えを出す必要は無いぞ。今日の夜ぐらいまでに決めてくれれば良い…」 「早っ!」
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