剣の主
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No.1611
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「おぉ、そうであった。まだ名を名乗っておらなんだな。妾はイ…」 「殿下ぁーっ!!」 「おケガはございませんかぁ〜!?」 女性騎士が名を告げようとした所、また新たに4〜5人の女性騎士がこちらに向かって走って来た。 「何だ、今さら来るとは…遅いぞ!ルバイアート」 「はぁ…はぁ…で、殿下が我々に何も告げずに出て行ってしまわれたのではありませんか!供も連れずに街中をお一人で歩くなど…ご自分のご身分を考えてくださいませ!」 ルバイアートと呼ばれた隊長格の女性騎士は、セイル達を助けた女性騎士を窘めるように言う。 「ハハハ…辺境の蛮族共や砂漠の盗賊共と幾度となく刃を交えて来た妾が、今さら城下の一人歩き如きで何を大袈裟な…」 「そ…それでも殿下の御身をお守りいたすのが我ら近衛騎士の役目でございます!」 「分かった分かった。悪かったよ…」 その会話でセイルとアルトリアも悟った。 セイルは女性騎士に尋ねる。 「あ…あの…ひょっとして、あなた、王族の方ですか…?」 彼女は笑って答えた。 「ひょっとせずとも王族だ。妾の名はイルシャ・アーシア。イルシャ王国第七王女…そなたの姉だ。セイル」
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