マッスル・ウィッチ
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彼の獣の本能が危険な匂いを嗅ぎつけると共に、一戦交えたい衝動も湧き起っていた。 こうして、マリーは正式に公子の家庭教師となった訳である。 その公子、アイルは戦々恐々としていた。 彼の家庭教師となる魔道士の噂は一人歩きしたものも多いが、それを話半分に聞いても彼を恐れさせるに十分だった。 オーガ鬼を殴り殺した等は序の口・・・ ドラゴンを絞め殺し、魔神を撲殺。 その拳は岩をも砕き、その蹴りは大地を引き裂く・・・ その容貌は鬼の様な大女だと言う。 誰に確かめても、噂は真実に近いと言うか・・・ どこまでが本当か分からない事実がわんさかと出てくる。 唯一彼女を知るディックは国内外でも屈指の実力を持つ騎士だが、彼女については多くを語らず『私はアレに勝てません』と言うのみであった。 彼がそう言う事を言う人間はアイルの知る限り、ライオスと彼女だけだった。 そんな噂のせいで正直逃げ出したいし、そんな魔女をよこす父を恨みたくもあった。
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