死後の人生
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ブレザーの内ポケットを探っていた翔が血相を変え、ポケットというポケットを探り始めた。 「やっべ。買ったゴム鞄に入れっぱなしだわ。これは生でやれっていう神様のお告げかな?」 「んぷは……バカ言ってないで……っていうか、なんか変っ……」 翔のことなどサラッと流し、希は胸を隠すように肩を抱く。頻りに辺りを見回している。 「やっぱりここ気持ち悪い……何かいるみたい……」 「ハハ、そんなバカな」 翔は軽くあしらうが希の方は真剣。そそくさと身形を整えて羽交い締めからすり抜けた。 「戻ろう? ううん、私戻るから」 お前の答えなど知ったことかと言わんばかりの一方的な言い種。 その態度が翔に本気なんだと悟らせる。 「マジかよ。おいおい、俺の勃起どうしてくれんだよっ」 「トイレでゴックンしてあげるから」 「トイレはいいのかよ」 それほど屋上が嫌だということ。翔は腑に落ちないながらも希の後を追って校舎の中へ戻っていった。
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