亡国の王子
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本文
貴人はどんな状況に陥ったとしても、自ら命を絶つことは、硬く禁じられているのだ。 ならば殺せ!・・こんな生き恥を晒されているぐらいなら、いっその事この首、刎ねて欲しかった。 「殺せ・・」 女魔王に呟きながら、リードは虚ろな瞳で、広間に晒されている首を見渡す。 父、母、そして弟妹たちの首の向こうには、貴人としてその腕を競い合った仲間たちのそれが並んでいた。 彼らは目をかっと見開き、リードのこの痴態を見ているかのようだった。 「頼む・・」 再度、女魔王に向かいリードは呟く。 「ふふふ、そなたのエナジーが涸れれば、その願い叶えてやる。だから、早くお出し!その汚れなきエナジーを我が胎内に打ちまけるがよい!」 「ほ、ほんとか・・そうすれば、願いは叶えてくれるんだな?・・」 「ふふふ、、涸れてしまえばな・・・だがそなたには無理であろう?」 女魔王ジュリアは妖しく微笑む。 彼女の一言でリードは愕然とする。 今まで彼は、何度連続で自慰しても涸れることはなかったのだ。
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