ヲタクエスト
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ブタオ達は気付かなかったが、すぐ側に街道と思しき道があり、そこに一台の馬車が停まっていた。白馬の四頭立てで馬具から車体の壁面、車輪にまで華麗な装飾が施された豪華な馬車で、車体には金で縁取られた紋章…オフィーリアたち騎士の胸甲にあるのと同じデザインの物があしらわれていた。 「…無事であったか…」 オフィーリアは馬車を見てポツリとつぶやいた。 「あ…あれは…?」 ブタオが尋ねると彼女は答えた。 「さる高貴なお方の馬車だ。我々はあの車の中にいるお方が隣国へ参る道中の護衛として供をしていたのだ。…そこでオークに遭遇した…」 「え?で…でもぉ、あの馬車、護衛の騎士、一人もいないみたいですが…」 「…当たり前だ。我々全員、君達の救出に出払っていたのだからな…」 「うぇ…?」 ブタオは疑問に思った。 「す…すいません。た…助けてもらってこんな事言うのもなんなんですが、み…皆さんは…そ…その…護るべき大切な人を放ってまで、み…見ず知らずの僕達を助けに来てくれたんですかぁ…?」 「…何だと?何が言いたい?」 オフィーリアはブタオをギロッと睨み付けた。
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