剣の主
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No.1599
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…という訳で20万の軍勢による包囲は意味を為さなくなった。 何せ地下水路を通っていくらでも出入り出来るのだから。 …とはいえイルシャ王国全土が食糧不足の現状、食糧の補給だけはそう簡単にはいかなかった。 「こうなったらもう国外に頼るしか無いわ!」 サーラは決意した。 「国外…というと西大陸ですか?」 側近の一人が尋ねる。 「西大陸だけではないわ。東方のオアシス諸都市、北方蛮族、南方蛮族…あらゆるルートを駆使して食糧を輸入するのよ!」 「何と…!?」 「誇り高きイルシャ騎士が蛮族共から食糧を買うのですか!?」 「誇りですって!?もうそんな事を言っていられる状況じゃないのがまだ解らないの!?事は私達だけの問題ではない…このままではイルシャ全土が飢えるのよ!」 「「「…っ」」」 側近達も何も言い返せなかった。 そして、それが為された。 商人達とも協力し、イルシャ国外からの“援サーラ・ルート”が構築された。 それは結果としてイルシャ=マディーナの食糧倉庫のみならず、ルート周辺の村や街をも潤していった…。
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