剣の主
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No.1560
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オムは溜め息混じりにレムに注意した。 「レム…敵に敬称は付けなくて良い。ヤツラは朝敵…逆賊だぞ?」 「…あ!も…申し訳ない」 謝るレム。 オムはジャミーラに向き直り進言する。 「…王妃殿下、手を打つならば早い方がよろしいかと存じます…」 「そうね…」 「て…手を打つ…と言うと…?」 レムは恐る恐る尋ねた。 「そんな事、いちいち言わなくとも解るだろう…」 言われてレムは少し考え、やがてハッとした。 「…あっ!!い…いけない!それはダメだ!ヤヴズ一族同士が争うなんて…そんな事をして何になるというんだ!?」 「争う?それは違うぞ。ヤヴズ一族の保全と繁栄のため、ジェム閣下にはお亡くなりになっていただこうと言っているのだ…」 「え…えぇぇっ!!?け…権力の中枢から追放するだけではなかったのか!?」 「まあまあ、少し落ち着きなさいな…」 ジャミーラ王妃は二人に言った。 「…ジェムについてはもう少し様子を見ましょう。そしてヤヴズ家の害になると判断した時には…殺(け)すわよ」 「「ははぁっ!!」」
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