剣の主
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No.1555
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この様子ではアイーシャは何も聞かされていないようだ。 いや、知らなくて良い…と彼は思う。 そんな重い物を彼女が背負う必要は無い。 罪は全て自分一人が負う…。 (僕は…罪無き人々をこの手に掛けた…でもそれによってこの女(ひと)を守れたんだ…アイーシャさん…これからも、僕は君を守るためなら、どんな汚い事だって……) 「…アリーさん?」 何も言わず自分の顔をジッと見詰めたままのアリーにアイーシャは首を傾げる。 「アイーシャさん…!」 「あ……!」 アリーはアイーシャを自分の元へと引き寄せ、そのまま唇を奪った…。 「…ン…ンン…ッ!?…………ア…アリーさん、今はまだ無理しちゃいけないわ…というか、一体どうなさったの?こんな強引に求めて来るなんて…何だかあなたらしくない…」 「“らしくない”か…アイーシャさん、君が知っている僕なんて、僕のほんの表層の一部にしか過ぎないのかも知れないよ…」 「…どういう意味?」 「ごめん、変な事を言ったね…忘れて…今はただ君が欲しい…」 そう言うとアリーはアイーシャをベッドに引き込んだ。
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