剣の主
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No.1551
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彼女達は、何の罪も犯していない…。 ただ家族がジェムに逆らったというだけ…。 いや、それだってジェムの事…言い掛かりに近い物も多分に含まれているのだろう。 だが…と考える。 彼女達は自分が殺らなくとも、いずれジェムの配下…シャリーヤや白衛兵達の手によって殺される…。 それを考えれば、自分の取るべき行動は、決まっている…。 「……」 アリーは新式銃の前に立ち、右手でグリップを握り締め、左手をハンドルに掛けた。 「おっほぉ…♪」 ジェムは嬉しそうに肩をすくめる。 (このキチ●イめ!!!!) アリーは心の中でジェムを罵ると目を閉じた。 (アイーシャさん…君を守るそのためならば、僕は悪にだってなってやる!!) 次の瞬間、アリーはカッと目を見開いて叫んだ。 「回転式連射銃、発射ぁっ!!!!」 ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッ… 「ギャアアアァァァァァッ!!!!」 「ア゛ア゛ア゛アアアァァァァァァァァッ!!!?」 「イギャアアアァァァァッ!!!?」 一定のリズムの単調な射撃音と、耳を塞ぎたくなるような凄惨な悲鳴の奇妙なコラボレーションが辺りに響き渡った。
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