剣の主
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No.1549
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そう言うとシャリーヤは踵を返して立ち去ったが、すぐに十数名の兵士達と共に三十人近い囚人達を引き連れて戻って来た。 「…っ!!?」 それを見たアリーは思わず目を疑った。 囚人達の数が予想以上に多かった事、そしてどう見ても女性と子供にしか見えなかった事…。 「…あ…ああ…あの!閣下!!」 「何かね?」 「あ…あの人達は一体どのような罪を犯したのですか!?子供や…赤ん坊までいるではありませんか!!?本当に死に値する罪を犯した囚人なのですか!!?」 「…うるさい男だな、君も…撃てれば誰でも良いだろうが…」 「良くありませんよ!!」 シャリーヤが答えた。 「…あれらは恐れ多くもジェム様に逆らった反逆者の妻子達です。情け容赦は不要です」 「反逆者…の…家族…って…それ罪人じゃないじゃないですか!!駄目です!!!撃てませんよ!!!」 アリーは必死に訴えるが、ジェムは冷たく言い放つ。 「…君は何を言ってるんだ?君に選択権なんて無いよ?僕が試射をしたいと言った。君は命令に従うだけだ」 「きょ…拒否します!そんな命令は…聞けません!」 「ふ〜ん…ではアイーシャ嬢がどうなっても良いと…」 「…っ!!!!」
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