剣の主
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No.1548
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一行は新式銃の試射を行う試験場へとやって来た。 王宮の敷地内の一角にある中庭で、ちょっとした広場である。 新式銃は既に何人かの召使い達によって運び込まれていた。 布が掛けられているが、シルエットは大砲のようだ。 「これがそうなのか?」 「はい!この新式銃は実に一丁で一千騎をも薙ぎ倒す恐るべき兵器でして、実戦に投入されれば戦局を一変させること間違い無く…」 「御託は良い!早く見せろ」 「は…はい!」 アリーは布を取った。 現れたそれは銃と言うには奇妙な外見をしていた。 大砲の砲架のような物の上に複数の銃身が環状に配置された機械が乗っており、根元にはハンドルのような物が付いている。 アリーは興奮しながら説明を始めた。 「いかがですか!?これが私の発明した新兵器“回転式連射銃”です!!この銃は一分間に120発の高密度射撃が可能であり、騎兵はもとより西方大陸の銃兵も敵では…」 「だからそういうクドい解説はいらん!…百聞は一見に如かず。実際に撃ってみよう。シャリーヤ、囚人達を連れて来い」 「かしこまりました、ジェム様」
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