剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1546
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「そ…そんな…!?」 「…私と君に救われた事でヤツは我々に並々ならぬ恩義を感じたはずだ。今後は私達の言う事なら何でも聞くだろう。良い手駒が出来た…。そもそもイシュマエル家と敵対する直接的な原因を作った時点でヤツを楽に死なせてやる気は無い。利用できるだけ利用してボロボロになるまで使い尽くし、最期にあの雄牛に放り込んでやるつもりさ」 「……」 恐るべきオムの本性にレムは言葉も無かった。 一方、ジェムは腹心のシャリーヤを伴い、件の雄牛の製作者であるハイヤーム博士ことアリーの元を訪れていた。 「こ…これはこれは…!ジェム閣下自らこんな汚い研究室においでくださるとはお珍しい…!」 アリーは驚いてジェムを出迎えた。 彼の恋人で今は助手でもあるアイーシャは今はどこかに出掛けているのか姿が無い。 そのアイーシャを人質に取られて半ば強制的に従わされているアリーとしては、ジェムは内心もっとも自分の研究室に迎え入れたくない相手であった。 …とはいえ一方でジェムは大切なスポンサー(パトロン?)でもある。 新兵器を開発する事…それ自体は楽しいアリーであった。 どうもこの両人の関係は一筋縄ではいかないようだ…。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説