剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1535
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「…あ…あぁぁ…」 もはやザムは先程までの虚勢はどこへやら、完全に萎縮しきっている。 「「「……」」」 ファフラビと他の側近達も唖然としていた。 誰も、何も、言わない。 もはや如何ともし難い状況である。 そこへ… 「…ヤヴズ・ザム将軍閣下に至急のお知らせぇ!!将軍閣下ぁ!!一大事にございますぅ!!…っ!!?」 ザム配下の騎士が息を切らして広間に飛び込んで来た。 彼は広間の異常な光景(元から異常という話もあるが)に一瞬怯んだものの、すぐ気を取り直してザムに報告した。 「将軍閣下!たった今入った魔信(魔導通信)の報告によりますと…」 「…ぁ…ぅえあぁ…?」 「心してお聞きを…イシュマエル家が…イシュマエル・アクバルが反ヤヴズ・ジェム閣下の立場で挙兵したそうでございます!!」 「い…いい…イシュマエルがぁっ!!?そ…それは本当かぁっ!!?」 ザムは激しく動揺する。 それはもう、今さっき目の前で壮絶な死を遂げた老騎士の事など吹っ飛ぶぐらいに…。 いや、彼だけではない。 イシュマエル起つ…その報はこの場に居合わせた全員を動揺させるのに充分なインパクトであった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説