剣の主
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No.1534
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高らかに笑ってそう言ったのは、剣を抜いたあの老騎士である。 「な…何だとぉ!!?今さら言い訳とは見苦しいぞ!!!」 「言い訳かどうか、その目でご覧あれ!!!」 老騎士は剣を返し、その切っ先を自らの喉元に当てがった。 「な…何をする気だ!?」 「まさか…っ!!」 ファフラビと側近達は慌てた。 老騎士はザムをキッと見据えて言う。 「ヤヴズ・ザム殿!!貴殿に真のイルシャ騎士の死に様という物をお目にかけてしんぜよう!!」 次の瞬間、老騎士は躊躇う事無く自らの喉を掻っ捌いた。 「「「キャアアアァァァッ!!!!?」」」 女達の悲鳴が響き渡る。 鮮血が勢い良く噴き出し、石の床に見る間に血溜まりが広がった。 「い…いひいいいぃぃぃっ!!!?」 ヤヴズ・ザムは金切り声を上げて失禁した。 当の老騎士は平然たるもの、あまつさえ微笑さえ浮かべている。 そのまま彼は前のめりにバッタリと倒れて息絶えた。
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