剣の主
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No.1533
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「こ…ここまで侮辱されて黙っていては騎士としての面目が立たん…っ!!」 ついにファフラビの側近の一人である老齢の騎士がそう叫び、剣の柄に手を掛けた。 「ば…馬鹿!!」 「早まるなぁ!!」 周りの者達が慌てて止めるが遅かった。 「ひいぃっ!!!?」 まさか抜くとは思わなかったザムは驚いて情け無い悲鳴を上げ震え上がる。 「きき…貴様ぁ!!?ぬ…抜いたなぁ!!?今この瞬間、貴様は国に逆らう反逆者となったぞぉ!!!貴様だけではない!!!貴様の主君も同罪だぁ!!!ヤヴズ家の者に刃を向けるという事がどういう事か、その身をもって思い知るが良い!!!!」 たちまち武装した兵士達が広間に雪崩れ込んで来て、一同を取り囲む。 「クッ…まさかこんな事になるとは…」 「こ…こうなったからには、むざむざ殺されてやる事もあるまい…」 「おう、あの腐れ外道にせめて一太刀でも…」 「あぁ…これが我らの最期か…」 まさかの展開にファフラビも他の側近達も覚悟を決めて剣に手を掛けた…ところがである。 「ファーッハッハッハッハァッ!!!!これは片腹痛い!!!この剣、誰が貴方に向けると申した!!?ヤヴズ・ザム殿!!!」
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