剣の主
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No.1525
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「殺意の有無や、どちらに非があったかなど、もはや関係無い!」 ファフラビは言った。 「私の兵がヤヴズ・ザムの兵を殺したという事実があるだけだ!」 「いかがしましょう将軍?今ここでヤヴズ・ザムの機嫌を損ねるような事になれば…」 「うむ、下手をすると転封の件、取り消しにされるかも知れん。いや、最悪の場合、難癖を付けられて減禄やお取り潰しという可能性も…」 「そんな…っ!?」 「それではせっかくの勝利を譲ってやった意味も何もありません!」 「まったくだ。とにかく今ヤヴズ・ザムとの関係を悪くする訳には断じていかん。あくまで一兵卒同士の諍いで、我々には敵意など微塵も無いという事を誠心誠意アピールするのだ」 「…で、そのためにいかがいたしましょう?」 「簡単な事…その問題を起こした兵士の身柄に幾らかの“付け届け(賄賂)”を付けて差し出せばザムも悪い気はしない…は…ず……クシュンッ!!」 「将軍、やはりお風邪をひかれたようですな」
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