剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1523
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「ハハハ…いや、しかし風邪の治療法一つ取ってみても家それぞれだな」 「左様でございますなぁ…」 「当家には先祖代々、万病に効くという丸薬の製法が伝えられていますが…」 「ほう、それは興味深い…」 「戦地で病に倒れる兵は多い。役に立つかも知れませんなぁ」 「ええ、私もそう思い、先祖の残した古文書に従って作ってみたのですが…」 「ですが…?」 「…先祖の残した秘薬の効能、我が身をもって試してみようと思い…でもちょっとその前に戯れで飼っていた猿に飲ませてみたのです」 「うむ、それでどうなった?」 「泡を吹いて白目を剥いてひっくり返りました」 「……」 「そ…それは…」 「どういう事だ?」 「人と猿では体の作りが違うという事でしょうか?」 「製法を間違えたのでは?」 「それより君は猿を飼っているのか」 「ええ、二代目になります」 「家には犬がいる」 「私は猫派だな」 「み…皆様!!」 若い騎士が声を上げた。 「少し話が脱線気味ではございませんか!?我々は今後の我が軍の方針についての話し合いを…!」 それをファフラビがたしなめる。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説