世界征服
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No.152
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二人は牢を抜け出した。かつての居城だ。内部構造は把握している。 「長居は無用だ。一刻も早く城を出よう」 「お待ちください。行く前に一人だけ会っておきたい者がいるのですが…」 「何だと?それは魔物か?」 「はい、私の娘です…」 リーナは寝室で眠りに着いていた。 「…スゥ…スゥ…」 「リーナ、起きなさい、リーナ…」 「う〜ん……あ…お母様ぁ?」 ローラが城に戻ってからも二人はずっと顔を合わせていなかった。 「お母様、角はどうしたの?お耳も短くなってるし…」 「うむ…その事だがリーナ、母は別れを告げに来たのだ。私はもうお前達とは暮らせない」 「えぇ!?ど…どうしてぇ…!?」 「それは私の口からは言わせてくれるな。後でアレンにでも聞いてくれ…」 「グスン…お母様ぁ、私お母様と離れたくない…」 泣き出すリーナをローラは強く抱きしめて言った。
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