剣の主
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No.1507
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彼は叫んだ。 銃を放り出して暴れ始めた。 「カシールが狂ったぞぉ!!」 「取り押さえろ!!」 「うああぁぁぁぁっ!!!!離せぇっ!!!はなせえぇっ!!!」 数人がかりで押さえつけるが、物凄い馬鹿力で抵抗するカシール。 その時だった。 「も…もう耐えられない!!俺は逃げる…!!」 ついに一人の兵士が銃を放り捨て、隊列を離れて逃げ出した。 「お…おい!待たんかぁ!!」 それに気付いたサラームが短銃を構えて叫ぶ。 だが兵士は止まらない。 「くっ…」 サラームは狙いを定める…が、引き金に掛けた指が動かない。 だが次の瞬間… パァーンッ… 一発の銃声が響いて、その兵士は倒れた。 腹を撃ち抜かれた彼は、地面の上で苦しみ、もがいている。 「「「……」」」 皆は彼を撃った者の方を見た。 視線の先にいたのは…涙目でガタガタと震えながら硝煙のくすぶる短銃を構えた…ハディードだった。
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