剣の主
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No.1492
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「お…お前!負傷すれば戦闘に参加しなくて良いと思って…!」 今まで黙っていたハディードがサラームの後ろから口を挟む。 レザは言った。 「ケッ…こんな訳の解らない戦いで死ねるかってんだ。あなただって本心ではそう思ってるんでしょう?え?ハディード中隊長…。誰もがそこのパサンやサラーム小隊長殿のように強くないんだ。俺達は弱い人間なんですよ…」 だが… 「この大馬鹿野郎がぁっ!!!!」 「うぼあぁっ!!!?」 突如、サラームがレザに思いっきり平手打ちをお見舞いしたのだった。 レザは鼻血を噴き出させながら1メートル近く吹っ飛んだ。 「…な…な…な…っ!!?」 「この甘ったれがぁ!!若造が解ったような口を聞くなぁ!!恐怖と戦っているのが自分だけだなんて思ったら大間違いだ!!パサンも…ワシも…皆も同じく苦しんでるんだ!!」 「「「……」」」 殴られたレザはもちろん、他の皆もポカーンとしている。 サラームが大声を上げるなんて…ましてや手を上げるなんて、今まで見た事が無かったからだ。
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